有料老人ホームと特別養護老人ホームの違いとは?
老人ホームを検討している方は、一般の有料老人ホームと、特別養護老人ホームについて違いを知りたいという方もいらっしゃるかと思います。
まず、運営団体が違います。
有料老人ホームは民間施設ですが、特別養護老人ホームは公的施設です。
公的施設は月額費用が安くなるといったメリットはあるものの、対象者がかなり限定されています。
原則、要介護3から5に相当する方しか利用できません。
要介護3は1人で日常生活を送るのが難しい方です。
逆に言うと1人ある程度のことはできるという場合は、特別養護老人ホームではなく、一般の有料老人ホームも利用することになるかと思います。
有料老人ホームは月額費用15万円程度から20万円程度のところが相場です。
上を見れば30万円、40万円のところもあります。
特別養護老人ホームだと月額費用が10万円前後のところが多いです。
有料老人ホームの方が1ヶ月あたりの利用料金がやや高めに設定されていることが多いです。
ただ、その分待遇面で個室が基本となっており、プライバシー面では安心して過ごせる環境が整っています。
また、有料老人ホームの方が軽度な介護認定者が多いため、比較的アクティブに過ごされる方も多いです。
空き時間を使って、レクレーションをしたり、イベントなどを楽しむことも多いです。